今日はフカヒレのお話です。
うちのお店では銚子産のフカヒレを使っています。
銚子港で水揚げされた鮫を銚子の加工業者さんが作るフカヒレです。
うちは開店からフカヒレ料理を提供してますが、世界ではフカヒレの輸出入を禁止する国もあり、国内でも外資系ホテルではフカヒレの提供を取りやめるところも増えてきました。
フカヒレが問題視される理由の１つに、シャークフィニングと呼ばれるヒレだけを切り取り他は捨ててしまうという行為です。
日本ではヒレだけでなく、肉は切り身やはんぺんなどの加工食品に。また、サプリメントや化粧品。皮は生わさびをおろすのに使う鮫皮おろしなど、余すところなく使われています。
銚子で水揚げされる鮫のうち9割がヨシキリザメ。
絶滅危惧種に指定されるサメもありますがヨシキリザメは規制対象外。比較的成長が早く一度に30〜50匹の子供を産み増えやすいサメなのです。取らなくなれば今度は生態系に影響が出たりと難しい問題ですね。
まあ、いろいろありますが、うちのお店ではこれからも銚子産のおいしいフカヒレを提供していきます。写真は昨日のフカヒレです。
