2024-06-11

梅雨の薬膳「手羽中と冬瓜、昆布のあっさり煮」

今日の薬膳料理は、
「手羽中と冬瓜、昆布のあっさり煮」 

今は24節期の芒種(6月5日〜20日)の中。

芒種の頃は暑さが日一日と増し、湿度も高くなります。そして西日本から梅雨入りし、梅雨前線が北上していきます。

この季節、薬膳によく使われる食材のひとつが冬瓜です。

身体の余分な熱や水分を取り、潤いを補います。また皮は「冬瓜皮(とうがんひ)」と呼ばれ、果肉部分よりも利尿作用が高いとされます。

この時期、冬瓜と合わせると効果的な食材が鶏肉や牛肉。山芋やじゃがいもなどの芋類。豆類や椎茸もおすすめです。

また、薬味類も身体の巡りをよくし、冬瓜の効果を引き出してくれるので料理に取り入れてみてください。

材料 手羽中8本、冬瓜150g、玉ねぎ、昆布2g、ネギ、生姜

作り方
1.鍋に水350ccと昆布、酒大さじ1.5を入れ、昆布が柔らかくなるまで10分置く。(時間は普段使っている昆布に合わせてください。)
2.冬瓜は皮をむき、3cm角。他の野菜も食べやすい大きさに切る。
3.1の鍋に材料を入れ火をつけ、沸いたらアクを取り、落としぶたをして弱火で10〜12分煮込む。
4.塩ふたつまみと白胡椒で味付けして、仕上げにごま油をたらして完成。
🔸 皮はきんぴらや漬物を作る時に混ぜて使ってください。

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