今日の薬膳料理は、
「ブリとちんげん菜のピリ辛炒め」
昨日は土用の丑の日でしたね。
近くのスーパーでもうなぎが山積みになって販売されていました。
「万葉集」にも”夏痩せにはうなぎを食べるといい”と詠まれた歌があり昔から夏にうなぎが食べられていたのがわかります。
薬膳では土用はお腹の働きを助ける料理を食べます。
今日のブリはお腹を温め暑さで消耗するところを補う働きがあります。
チンゲン菜には体の熱を冷ましお腹の働きを高めます。
また、余分な湿はお腹の働きを悪くするので、セロリと唐辛子で湿を取り除くことで全体の効果を高めてくれます。
材料 ブリ切り身1切れ、チンゲン菜、セロリ、唐辛子小口切り1本分
調味料 醤油・酒・酢各大さじ1、砂糖小さじ1
作り方
1.ブリは2cm幅に切り塩胡椒で下味をつけ片栗粉をまぶす。野菜はひと口大に切る。
2.フライパンに油大さじ1を入れブリの4面を軽く焼き、野菜、唐辛子を入れ蓋をして弱火で蒸し焼きにする。
3.途中、箸でかき混ぜムラなく蒸し焼きにする。
4.火が通ったら調味料を入れ強火にし、調味料を煮詰めて材料にからむくらいまで炒め完成。